あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

彼はエリヤの霊と力とをもって、みまえに先立って行き、父の心を子に向けさせ、逆らう者に義人の思いを持たせて、整えられた民を主に備えるであろう(ルカ1:8~17)

(今回は、キリストの先駆者としてのヨハネの誕生に関する預言、についてふれたいと思います)

 

ルカによる福音書・1章の8~17節より

『さてザカリヤ(=アビヤの組の祭司)は、その組が当番になり神のみまえに祭司の務(つとめ)をしていたとき、祭司職の慣例(かんれい)に従ってくじを引いたところ、主の聖所(せいじょ=エルサレム神殿内の神聖な場所)にはいって香(=神への奉仕としてこう)をたくことになった。香をたいている間、多くの民衆は(=ユダヤ人は)みな外で祈っていた。すると主の御使(みつかい)が現れて、香壇(こうだん)の右に立った。ザカリヤはこれを見て、おじ惑い(=取り乱し)、恐怖の念に襲われた。そこで御使が彼に言った、「恐れるな、ザカリヤよ、あなたの祈(いのり)が聞きいれられたのだ。あなたの妻エリサベツは男の子を産むであろう。その子をヨハネ(=この名には、神は恵み深い、という意味があります)と名づけなさい。彼はあなたに喜びと楽しみとをもたらし、多くの人々もその誕生を喜ぶであろう。彼は主のみまえに大いなる者となり(=キリストの先駆者となり、人々にバプテスマ(=水をもちいた罪の清め)をさずけ)、ぶどう酒や強い酒をいっさい飲まず(=これは神のために身を聖別(=きよめ分かたれた者として献身)するときのとりきめです(民数記6:2~3))、母の胎内にいる時からすでに聖霊(=神の霊)に満たされており、そして、イスラエルの多くの子らを(=神の民としてのイスラエルユダヤ人)を)、主なる彼らの神に立ち帰らせるであろう。彼はエリヤ(=かつて神に遣わされた預言者)の霊と力とをもって、みまえに先立って行き、父(=父親)の心を子に向けさせ(=聖書のおしえをもって育てさせ(エフェソ6:4))、逆らう者に(=神に不従順な者に)義人の思いを持たせて、整えられた民を主に備えるであろう(=キリストをうけいれるための準備をさせるだろう。なおこれはマラキ書4:5~6の成就です)」』

 

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(この時点ではまだキリストはお生まれになっていません。先にヨハネが生まれ、まずキリストの宣教がうけいれやすくなるための活動をとることになります。どうか一人でも多くの方が、キリストに興味をもって聖書を手にとりますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)