あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

すると、この門番の女がペテロに言った、「あなたも、あの人の弟子のひとりではありませんか」。ペテロは「いや、そうではない」と答えた(ヨハネ18:12~18)

(今回は、キリストの預言どおりに、キリストの他人のふりをしてしまうペテロ、についてふれたいと思います)

 

ヨハネによる福音書・18章の12~18節より

『それから一隊の兵卒(=ローマの兵隊)やその千卒長(=そのローマ兵のリーダー)やユダヤ人の下役(したやく)どもが、イエスを捕え、縛りあげて、まずアンナス(=元大祭司(大祭司とは神殿をしきっている最高の職位のこと))のところに引き連れて行った。彼はその年の大祭司カヤパ(=現大祭司で、ローマ総督によって任命された人物)のしゅうと(=カヤパの妻の父)であった。カヤパは前に、ひとりの人が(=キリストが)民のために死ぬのはよいことだと(ヨハネ11:49~50)、ユダヤ人に助言した者であった(=神からのことばを、自分でも真意がわからないまま話した者であった)。シモン・ペテロともうひとりの弟子(=ヨハネ)とが、イエスについて行った。この弟子は大祭司の知り合いであったので、イエスと一緒に大祭司の中庭にはいった。しかし、ペテロは外で戸口に立っていた。すると大祭司の知り合いであるその弟子が、外に出て行って門番の女に話し、ペテロを内に入れてやった。すると、この門番の女がペテロに言った、「あなたも、あの人の弟子のひとりではありませんか(=これはもし弟子なら、あなたも捕らえられる必要があります、という意味)」。ペテロは「いや、そうではない」と答えた(=キリストの他人のふりをし、保身につとめています)。僕(しもべ)や下役どもは、寒い時であったので、炭火をおこし、そこに立ってあたっていた。ペテロもまた彼らに交じり、立ってあたっていた』

 

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(キリストは先ほどまでの食事の席で、ペテロに「あなたは鶏(にわとり)が鳴く前に、わたしを三度知らないと言うであろう(ヨハネ13:38)」とつたえておられました。その一度目の機会が上記になっています。ペテロはあと二度、キリストの他人のふりをしてしらをきることになります(=ただし彼はのちのち悔いあらためます)。どうか一人でも多くの方が、キリストへの信仰にとどまりつづけますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)

 

・なお「ひとりの人が民のために死ぬのはよいことだ」の意味をくわしく知りたい方は、このサイト内で「11章の49~52節」で検索をかけて、そちらの記事をお読みください。