あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

あなたがた十二人を選んだのは、わたしではなかったか。それだのに、あなたがたのうちのひとりは悪魔である(ヨハネ6:70~71)

(今回は、ユダのうらぎりに対するキリストの預言、についてふれたいと思います)

 

ヨハネによる福音書・6章の70~71節より

『イエスは彼らに答えられた、「あなたがた十二人を(=12人の弟子を)選んだのは、わたしではなかったか。それだのに、あなたがたのうちのひとりは悪魔である(=神に属しておらず、悪魔に属している。なおキリストがこう語られたのは、ペテロが “わたしたち12人の皆が、キリストから離れることはない” とのべたからです。この発言をうけて、預言というかたちで否定しておられます)」。これは、イスカリオテのシモンの子ユダ(=イスカリオテという村の出身であるユダ)をさして言われたのである。このユダは、十二弟子のひとりでありながら、イエスを裏切ろうとしていた(=このユダが、ユダヤ人指導者たちにキリストを売りわたすことになります)』

 

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(ユダは、まだこの時点ではうらぎっていません。もしかしたらキリストがこう指摘されたこのときにおいても、自分のことをさしているとは思ってもいない(=要はのちの自分がうらぎることになるのを自覚していない)のかもしれません。ただ彼は最後にはうらぎるので、こうしてキリストにこころをひらいてついてきていますが、その内面の奥底では悔いあらためにいたっておらず、まことの信仰にも達していなかったといえるものと思います(=もっともキリストは、このユダに対しても悔いあらためや信仰にいたる機会を、他の弟子たちと同様にあたえておられました)。どうか一人でも多くの方が、キリストを信じて、神の国で再会することとなりますように。イエス・キリストのお名前をとおしてお祈りいたします)