(今回は、死からの復活をくりかえし預言されるキリスト、についてふれたいと思います)
・ヨハネによる福音書・16章の21~22節より(以下はキリストのおことばです)
『女が子を産む場合には、その時がきたというので、不安を感じる。しかし、子を産んでしまえば、もはやその苦しみをおぼえてはいない。ひとりの人がこの世に生れた、という喜びがあるためである。このように、あなたがたにも今は(=妊婦でいうところの、大きな苦しみがくるのではないかと)不安がある。しかし、わたしは再び(=十字架の死から復活して)あなたがたと会うであろう(=ここでのキリストはよみがえられたご自分を、新しく生まれた子にたとえておられます(使徒13:33、詩篇2:7)。こうして不安をいだいている妊婦を弟子たちに、新しく生まれた赤子をご自身にあてはめています)。そして、あなたがたの心は(=死をも克服したキリストにふたたび会えた)喜びに満たされるであろう。その喜びを(=信仰があるがゆえの喜びを)あなたがたから(=永遠に)取り去る者はいない』
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(いまの弟子たちは、キリストの話を理解できていませんが、どことなくキリストが去ってしまうことや、今後自分たちが迫害にあう恐れなどを感じとっています。その彼らに、キリストは死からの復活をしてふたたび会いにくる、そしてその喜びは永遠につづくのだと励ましておられます。どうか一人でも多くの方が、キリストによる救いを喜ぶこととなりますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)