あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

このかたは、聖霊と火とによっておまえたちにバプテスマをお授けになるであろう(ルカ3:16~20)

(今回は、キリストの聖霊と火のバプテスマによる清め、についてふれたいと思います)

 

ルカによる福音書・3章の16~20節より

『そこでヨハネはみんなの者に(=ヨハネが救い主ではないかと考えている群衆に)むかって言った、「わたしは水で(=川などで)おまえたちにバプテスマを(=罪を清めるために、身を水にひたす儀式を)授けるが、わたしよりも力のあるかた(=救い主であるキリスト)が、おいでになる。わたしには、そのくつのひもを解く値うちもない(=ひもを解くのは異邦人奴隷の仕事です。ヨハネはそれよりも低く自分をおいています)。このかたは、聖霊(=信者にやどすことで新しく生まれ変わらせる神の霊)と火(=不要なもの、不純物を取りのぞいて、神に対して純化されたものへと精錬する、清めの火(ペテロ1‐1:7、イザヤ6:6~7、詩篇66:10~12、ローマ12:11、使徒2:3~4))とによっておまえたちにバプテスマをお授けになるであろう。また、箕(み=穀物の殻(から)をふるいわける農具)を手に持って、打ち場(=収獲した穂をたたいて実と殻をわける場所)の麦をふるい分け、麦は(=聖霊と火のバプテスマによって清められた信者は)倉に(=神に属する者として神の国に)納め、からは(=バプテスマによって清められていない不信者は)消えない火で焼き捨てるであろう(=永遠の火の池でさばきをうけるだろう)」。こうしてヨハネはほかにもなお、さまざまの勧めをして、民衆に教を(おしえ=神からの福音、救いに関する良い知らせを)説いた。ところが領主ヘロデ(=ガリラヤ地方の権力者)は、兄弟の妻ヘロデヤのことで(=権力をもちいて兄弟の妻をめとったことで)、また自分がしたあらゆる悪事について(=ヘロデはヨハネも殺したように、傲慢(ごうまん)な人物でした)、ヨハネから非難されていたので、彼を獄(ごく=ろうや)に閉じ込めて、いろいろな悪事の上に、もう一つこの悪事を重ねた』

 

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ヨハネによる水のバプテスマには、人々を悔い改めさせ、キリストを迎えいれるための準備に目的がありました。そしていよいよキリストが来られるわけですが、このキリストは、聖霊と火によるバプテスマで、信者に永遠の命をもたらすとともに、その歩みの中で精錬させ、神に対して純化されたものへと整えてくださいます。もしこのバプテスマをさずかっていなければ、その者たちは永遠のさばきをうけることになります。どうか一人でも多くの方が、キリストを信じますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)

 

※なお今回の記事は、わたしにとってむずかしいものでした。具体的には、バプテスマ(洗礼)の火を、精錬させる清めの火と解釈し、そのあとででてくる打ち場の消えない火を、永遠のさばきと解釈することで、それぞれをべつの火ととらえています。どうかうのみになさらず、お一人お一人が神とのまじわりをふかめていただければと思います。