（今回は、世に打ち勝ち、信者に永遠の命をもたらしてくださっているキリスト、についてふれたいと思います）
・ヨハネによる福音書・16章の32～33節より（以下はキリストのおことばです）
『しかし（＝まもなくキリストは捕らえられ、それを見た弟子たちは逃げだすが、しかし）、わたしはひとりでいるのではない。父（＝神）がわたしと一緒におられるのである。これらのことをあなたがたに話したのは（＝キリストはこれまで十字架の死や復活、昇天、聖霊の降臨について、また弟子たちが迫害されることや、逃げだしてしまうことについて話してきました）、わたしにあって平安を得るためである（＝キリストが前もって話していたことがことごとく実現することで、キリストをより信頼して平安をえるためである）。あなたがたは、この世ではなやみがある（＝サタンが支配しているこの世にあり、迫害をふくめ苦難をかかえている）。しかし、勇気を出しなさい。わたしはすでに世に勝っている（＝これは完了時制の言いまわしです。キリストはすでに十字架の死をもって、世の救いを完成させ勝利してしまっている、ということです。これにより人類を滅ぼそうとしていたサタンの企てはついえ、敗者としての彼のさばきも、すでに確定したものとなっています）』
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（アダムが罪をおかしたことで、この世はサタンが支配することとなり、罪の報酬である死が入りこみました。しかしキリストが十字架の死をもって罪をあがない、信者に永遠の命をもたらすことで、信者までを世の勝利者としてくださいました。そしてキリストは十字架で死なれただけでなく、そこからの復活をとおして、死にもたしかに打ち勝ったという希望をもたらしてくださっているのです。どうか一人でも多くの方が、キリストを信じますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします）
