あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

あなたがたは今信じているのか。見よ、あなたがたは散らされて、それぞれ自分の家に帰り、わたしをひとりだけ残す時が来るであろう(ヨハネ16:29~32)

(今回は、見栄をはっている弟子たちに、彼らが離れていくのをそれとなくつたえるキリスト、についてふれたいと思います)

 

ヨハネによる福音書・16章の29~32節より

『弟子たちは(=キリストからいずれ復活後に比喩ではなく、つつみかくさず神について話すだろうと聞かされた弟子たちは)言った、「今はあからさまにお話しになって、少しも比喩ではお話しになりません(=彼らは見栄をはってわかった風に答えているので、話がかみあっていません。キリストはまだ復活を経験しておらず、比喩で話している段階にあります)。あなたはすべてのことをご存じであり、だれもあなたにお尋ねする必要のないことが、今わかりました(=こう言っていますが、彼らはキリストの十字架の死や復活、昇天についての預言がわからないままでいます)。このことによって、わたしたちはあなたが神からこられたかたであると信じます(=弟子の立場としてそれらしく返して、キリストにみとめられようとしています)」。イエスは答えられた、「あなたがたは今信じているのか(=キリストの話を理解してもいないのに、いま信じると言いきっているのか)。見よ、あなたがたは散らされて(=まもなくキリストが捕らえられれば、あなたがたは逃げだして)、それぞれ自分の家に帰り、わたしをひとりだけ残す時が(=捕らえられたキリストを見捨てるときが)来るであろう。いや、すでにきている(=すでにあなたがたのこころの状態はこのようになっている)』

 

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(キリストは復活後に再会して、聖霊を吹きこむときのことを「その日」として話されているのに、彼らは今のこととしてとらえ、さもすべてを理解しているかのように返事をしています。キリストはこのような彼らに、もうまもなくでキリストをのこして逃げだすことになるという現実をそれとなくつたえています。どうか一人でも多くの方が、キリストを救い主と信じますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)