あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

あなたはわたしの愛する子、わたしの心にかなう者である(ルカ3:21~38)

(今回は、キリストの宣教への承認ともいうべき神からの声、についてふれたいと思います)

 

ルカによる福音書・3章の21~38節より

『さて、民衆がみなバプテスマを(=ヨハネからの、罪を清めるために身を水にひたす儀式を)受けたとき、イエスも(=ヨハネからの)バプテスマを受けて祈っておられると、天が開けて、聖霊が(=これから世に神を証しするための宣教をとおして、キリストとともにはたらかれる神の霊が)はとのような姿をとってイエスの上に下り、そして天から(=父なる神の)声がした、「あなたはわたしの愛する子(=キリストは根本的な意味において神の子です)、わたしの心にかなう者である(=こうしてキリストは、バプテスマを経て、聖霊とこの声をうけたうえで宣教活動(公生涯)に入られました)」。イエスが宣教をはじめられたのは、年およそ三十歳の時であって(=30歳が神の奉仕のために必要な年齢です(民数記4:3))、人々の考えによれば(=目で確認できる系図によれば)、ヨセフの子であった(=キリストは聖霊によって宿されましたが、系図の上ではヨセフの子です。なおここから以下に、イエスを身ごもったヨセフの妻マリヤの系図が記されています。当時のユダヤ人の系図に女性の名が登場することはないので、ヨセフの名を借りたかたちでつづられています)。ヨセフは(=ヨセフの妻マリヤは)ヘリの子、それから、さかのぼって、マタテ、レビ、メルキ、ヤンナイ、ヨセフ、マタテヤ、アモス、ナホム、エスリ、ナンガイ、マハテ、マタテヤ、シメイ、ヨセク、ヨダ、ヨハナン、レサ、ゾロバベル、サラテル、ネリ、メルキ、アデイ、コサム、エルマダム、エル、ヨシュア、エリエゼル、ヨリム、マタテ、レビ、シメオン、ユダ、ヨセフ、ヨナム、エリヤキム、メレヤ、メナ、マタタ、ナタン、ダビデ、エッサイ、オベデ、ボアズ、サラ、ナアソン、アミナダブ、アデミン、アルニ、エスロン、パレス、ユダ、ヤコブ、イサク、アブラハム、テラ、ナホル、セルグ、レウ、ペレグ、エベル、サラ、カイナン、アルパクサデ、セム、ノア、ラメク、メトセラ、エノク、ヤレデ、マハラレル、カイナン、エノス、セツ、アダム、そして神にいたる』

 

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(キリストは生涯において罪をおかさなかったので、本来罪を清めるバプテスマをうける必要はありませんでした。ですが世の人々にお手本を示すかのようにへりくだって、それも罪人のヨハネからお受けになったのです(マタイ3:14~15)。また系図には、旧約聖書の預言どおりにアブラハムの子孫であり、ダビデの子孫であることが記されています。どうか一人でも多くの方が、キリストの宣教に耳をかたむけますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)