あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

イエスが死人の中からよみがえったのち、弟子たちにあらわれたのは、これで既に三度目である(ヨハネ21:9~14)

(今回は、世にでて伝道することになる弟子たちを、少しずつ整えられるキリスト、についてふれたいと思います)

 

ヨハネによる福音書・21章の9~14節より

『彼らが陸に上って見ると、炭火がおこしてあって、その上に魚がのせてあり、またそこにパンがあった(=これらは神のみわざとして、この場で無から有を生じさせたものと思います)。イエスは彼らに言われた、「今とった魚を(=神の恵みによってあたえられた魚を)少し持ってきなさい」。シモン・ペテロが行って、網(あみ)を陸へ引き上げると、百五十三びきの大きな魚でいっぱいになっていた(=彼らはこの収獲の多さに、キリストをとおして神がともにおられるのを感じたものと思います)。そんなに多かったが、網はさけないでいた。イエスは彼らに言われた、「さあ、朝の食事をしなさい」。弟子たちは、主であることがわかっていたので、だれも「あなたはどなたですか」と進んで(=あえて)尋ねる者がなかった。イエスはそこにきて、パンをとり彼らに与え、また魚も同じようにされた(=ユダヤ人においてともにとる食事には、親密な交わりの意味がこめられています。とくに彼らはキリストが捕らえられたときに、皆が逃げだしていました。そのためキリストからのこのお声がけには、深いよろこびが生じたものと思います)。イエスが死人の中からよみがえったのち、弟子たちにあらわれたのは、これで既(すで)に三度目である(=こうして少しずつ、世にでて伝道することになる彼らを(=その内面にも配慮されながら)整えておられます)』

 

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(弟子たちの中には、キリストが捕らえられた晩に逃げだしてしまったという、うしろめたさがのこっていたものと思います。ですがキリストはこうした彼の前にくり返しあらわれて、大量の魚をおあたえになるとともに一緒に食事もされました。こうして彼らは、キリストからの愛を再認識し、自分たちが神とともにあるのを確信して伝道にはげんでいくことになります。どうか一人でも多くの方が、キリストに希望をもつこととなりますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)