あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

この救はあなたが万民のまえにお備えになったもので、異邦人を照す啓示の光、み民イスラエルの栄光であります(ルカ2:22~32)

(今回は、全世界の救い主となられるイエスキリスト、についてふれたいと思います)

 

ルカによる福音書・2章の22~32節より

『それから、モーセの律法(=モーセは、かつてエジプトの奴隷だったイスラエルの民を救出したリーダーです。その彼に、神が律法としてあたえた、神の民としての指針)による彼ら(=イエスの父と母)のきよめの期間(=女性は男の子を産んだ際には、40日間の清めの日を要します(レビ12:2~4)。夫のヨセフもマリヤにつきそっていました)が過ぎたとき、両親は幼な子(=イエス)を連れてエルサレムへ上った。それは主(=神)の律法に「母の胎を初めて開く男の子(=長男)はみな、主に聖別された者(=神にささげられ、神にあがなわれて(買い取られて)生きていく者(出13:12~13))と、となえられねばならない」と書いてあるとおり、幼な子を主にささげるためであり、また同じ主の律法に、「山ばと一つがい(=雄と雌のひと組)、または、家ばとのひな二羽」と定めてあるのに従って、犠牲を(=子を産んだマリヤをあがなう(清める)ためのささげものを)ささげるためであった(レビ12:6~8)。その時、エルサレムにシメオンという名の人(=老人)がいた。この人は正しい信仰深い人で、イスラエルの慰(なぐさ)められるのを(=メシア(救い主)の到来を)待ち望んでいた。また聖霊が(=神の霊が)彼に宿っていた。そして主のつかわす救主(=イエス)に会うまでは死ぬことはないと、聖霊の示しを受けていた。この人が御霊(みたま)に感じて(みちびかれて)宮に(=エルサレム神殿に)はいった。すると律法に定めてあることを行うため、両親もその子イエスを連れてはいってきたので、シメオンは幼な子を腕に抱き、神をほめたたえて言った、「主よ、今こそ、あなたはみ言葉のとおりにこの僕(しもべ)を安らかに去らせてくださいます、わたしの目が今あなたの救(=救い主イエス)を見たのですから。この救はあなたが万民(ばんみん=すべての人々)のまえにお備えになったもので、異邦人(いほうじん=イスラエルの民(ユダヤ人)以外のすべての人々)を照す啓示(けいじ)の光(=神が啓示されていたとおりの光(イザヤ42:6))、み民(=神の民)イスラエルの栄光であります(=こうしてイスラエルの租(そ)であるアブラハムの子孫から、神の約束どおり、イスラエルの栄光ともいうべきイエスが誕生しました(創世記12:3)。ですが彼らが民全体としてこの栄光をうけとるのは、キリストが世のおわりに再臨したときになります。それは『主の御名(みな)によってきたる者(キリスト)に、祝福あれ』とおまえたちが(=悔い改めて)言う時までは、今後ふたたび、わたしに会うことはないであろう、とキリストが語られたとおりです(マタイ23:39)。彼らはよりによって自分たちにあたえられた救い主を、十字架で殺してしまうことになるのです)」』

 

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(神は、世の救い主となるイエスキリストを、ユダヤ人としてお生まれさせました。このキリストが異邦人であるわたしたちの救いも実現させ、いまも進行の途中にあります。そしてやがては異邦人の救いのときがおわり、イスラエルの民が救いにあずかるときがきます(ローマ11:25~26)。どうか一人でも多くの方が、キリストを信じますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)