（今回は、世にのこる弟子たちに、のちのちの喜びとなるものを語られるキリスト、についてふれたいと思います）
・ヨハネによる福音書・17章の12～14節より（以下はキリストのおことばです）
『わたしが彼らと一緒にいた間は、あなたからいただいた御名によって（＝キリストにおあたえになった神のみ名（＝神の特性やご性質、また権威）によって）彼らを（＝とくに霊的な面において）守り、また保護してまいりました。彼らのうち、だれも（＝罪によって）滅びず、ただ滅びの子だけが（＝キリストを裏切ったユダだけが罪により）滅びました。それは聖書が（＝旧約聖書の預言（詩篇41：9）が）成就するためでした。今わたしはみもとに（＝復活後に昇天して、神のみもとに）参ります。そして世にいる間にこれらのことを語るのは（＝弟子たちにつたえのこしておくのは）、わたしの喜びが（＝キリストが彼らを所有し、彼らに永遠の命があたえられている喜びが。またこの彼らを聖なる神が守っておられ、神とキリストと共に一つになっている喜びが）彼らのうちに満ちあふれるためであります（＝キリストが前もってつたえていたことが、ことごとく成就し、また聖霊をさずかることで、彼らも確信をもってキリストがいだいている喜びにみたされるためです）。わたしは彼らに御言（＝神からあたえられたみことば）を与えましたが、世は彼らを（＝キリストを救い主と信じた彼らを）憎みました。わたしが世（＝サタンの支配下にある世）のものでないように、彼らも世のものではない（＝世に属さずに神に属している）からです』
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（いまの弟子たちは、まもなく捕らえられるキリストを見捨てて、一度は逃げだしてしまいます。ですがこの彼らの前に、復活したキリストがあらわれ、聖霊をふきこまれます。こうして彼らはすべてがキリストのことばどおりにはこぶのを目の当たりにし、自分たちが永遠の命をさずかって、三位一体（さんみいったい）の神と一つになっているのを確信するのです。どうか一人でも多くの方が、キリストを信じますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします）
