(今回は、イエスだけでなくラザロも殺そうとしている祭司長たち、についてふれたいと思います)
『大ぜいのユダヤ人たちが、そこに(=ベタニヤでの夕食の席に)イエスのおられるのを知って、押しよせてきた。それはイエスに会うためだけではなく、イエスが死人のなかから、よみがえらせたラザロを見るためでもあった。そこで祭司長たちは(=神殿をしきっている者たちは)、ラザロも殺そうと相談した。それは、ラザロのことで、多くのユダヤ人が彼らを離れ去って、イエスを信じるに至ったからである』
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(祭司長たちは、自分たちにしたがっていたはずの民衆が、イエスのもとにあつまるのをおそれて、生き証人であるラザロまで殺そうとしています。というのもこのままでは、彼らのステータス(=社会的な地位)がうしなわれかねないので、その前に証拠を隠滅してしまおうというわけです。どうか一人でも多くの方がキリストを信じて、神の民の一員となりますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)