(今回は、ヨハネがバプテスマをさずけていた土地でうけいれられるキリスト、についてふれたいと思います)
『さて、イエスはまたヨルダンの向こう岸(=死海の北のヨルダン川の東側)、すなわち、ヨハネが初めにバプテスマを(=罪を清めるために身を水にひたす洗礼を)授けていた所に行き、そこに滞在しておられた(=エルサレムにはイエスを殺そうとする者たちがいたので、この場所にこられました)。多くの人々がイエスのところにきて、互に言った、「ヨハネはなんのしるしも(=病をいやすなどの奇跡、神からのわざを)行わなかったが、ヨハネがこのかたについて言ったことは(=たとえばイエスこそが世の罪をとりのぞく神の小羊であると言っていたことなどは(ヨハネ1:29))、皆ほんとうであった」。そして、そこで多くの者がイエスを信じた(=このようにヨハネが伝道をしていた場所では、キリストがうけいれられて信仰の実をむすぶこととなりました)』
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(エルサレムではいのちをねらわれる身にあったキリストですが、この土地では信仰というかたちでうけいれられています。まさにヨハネの活動が実をむすんだことになります。どうか一人でも多くの方が、キリストを信じますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)