（今回は、人間的な思考がじゃまをしつつも、イエスがキリストなのではと思いはじめている人々、についてふれたいと思います）
『さて、エルサレムのある人たちが言った、「この人は（＝イエスは）人々が殺そうと思っている者（＝安息日に病をいやし、罪をおかしたとして殺そうとしている者）ではないか。見よ、彼は公然と（＝エルサレム神殿の境内（けいだい）で）語っているのに、人々はこれに対して何も言わない。役人たちは（＝指導者たちは）、この人がキリスト（＝メシア（救い主））であることを、ほんとうに知っているのではなかろうか（＝ほんとうのところでは知ったのではないだろうか）。わたしたちはこの人がどこからきたのか（＝ガリラヤ地方のナザレ出身で、そこからきたことを）知っている。しかし、キリストが現れる時には、どこから来るのか知っている者は、ひとりもいない（＝ひとりもいないはずである。というのも彼らは、メシアは神秘的な方法で突然あわられると考えていたからです）」』
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（上記には、イエスの言動にふれて、この方がキリストなのではと思いはじめている人々がつづられています。しかしこれまでに語りつがれてきた、キリストはもっと神秘的なあらわれ方をするといった、メシア像（＝イメージ）がじゃまをして、確信にはいたれずにいます。どうか一人でも多くの方が、素直なこころで、聖書をうけいれられますように。イエス・キリストのお名前をとおしてお祈りいたします）
