あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

わたしたちの律法によれば、まずその人の言い分を聞き、その人のしたことを知った上でなければ、さばくことをしないのではないか(ヨハネ7:50~53)

(今回は、ユダヤ人指導者たちに、律法にもとづいた正当な指摘をするニコデモ、についてふれたいと思います)

 

ヨハネによる福音書・7章の50~53節より

『彼らの中(=議員やパリサイ人のなか)のひとりで、以前にイエスに会いにきたことのあるニコデモが、彼らに(=キリストを捕らえようとしている彼らに)言った、「わたしたちの律法(=神からあたえられた指針)によれば、まずその人(=ここではイエス)の言い分を聞き、その人のしたことを知った上でなければ、さばくことをしないのではないか(=ニコデモが正当な指摘をしています。律法では、複数の証言をとってただしくさばかなければならないのに、今回の騒動の中心にいるイエスの証言をとっていないのは大いに問題です(申命記19:15~21))」。彼らは答えて言った、「あなたもガリラヤ出なのか(=彼らが言うところの、田舎の出で、聖書を学んでおらず知識がないのか)。よく調べてみなさい、ガリラヤからは預言者が出るものではないことが、わかるだろう(=聖書には、とくにベツレヘムからメシア(救い主)が誕生すると預言されています(ミカ5:2)。なおキリストはベツレヘム生まれの、ガリラヤ育ちです)」。そして、人々はおのおの(=それぞれの思いをいだいて)家に帰って行った』

 

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(ニコデモの指摘は正当でした。しかしユダヤ人指導者たちは、自分たちの地位を失いたくないので(=イエスにうばわれたくないので)、イエスを捕らえて、殺してしまうという結論ありきで物事を判断しています。どうか一人でも多くの方が、自分が罪人であるのをみとめて、キリストを信じますように。イエス・キリストのお名前をとおしてお祈りいたします)