あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

あなたがたが、この山でも、またエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る(ヨハネ4:19~22)

(今回は、サマリヤ人とユダヤ人の礼拝に対する現状、についてふれたいと思います)

 

ヨハネによる福音書・4章の19~22節より

『女は(=胸のうちの過去をさらけだされた女は)イエスに言った、「主よ(=ご主人さま)、わたしはあなたを預言者と見ます(=神からの使者とみとめます)。わたしたちの先祖(=サマリヤ人)は、この山で(=このサマリヤの地のゲリジム山で)礼拝をしたのですが、あなたがた(=ユダヤ人)は礼拝すべき場所は、エルサレム(=ユダヤの地のエルサレム神殿)にあると言っています(=こうして女は日ごろからいだいていた疑問をぶつけています)」。イエスは女に言われた、「女よ、わたしの言うことを信じなさい。あなたがたが、この山でも、またエルサレムでもない所で、父を礼拝する時が来る(=もうすぐ場所に関係なく、霊をとおして礼拝をささげるときがくる)。あなたがたは自分の知らないものを(=聖書が証(あか)ししていない神を。すなわちヤロブアムという王がもちこんだ、自分たちでもあやふやな偶像の神を)拝(おが)んでいるが、わたしたちは知っているかたを(=少なくともユダヤ人は、聖書があかししている神(=偶像ではない神)を)礼拝している(=ただし実際は、律法主義(=信仰によらない行(おこな)い主義)におちいっており、霊をとおしての礼拝はささげられていませんでした)。救(すくい)はユダヤ人から来るからである(=ただユダヤ人は、自分たちの子孫からメシア(救い主)が誕生することを聖書をとおして信じており、それをまちわびていました。それがまさにイエス・キリストなのです)」』

 

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(キリストは、民族間の対立をふくんだ女の問いに対して、サマリヤ人とユダヤ人の現状をとりあげたうえで、まもなくその双方が場所に関係なく、霊をとおした礼拝をするときがくる、とのべておられます。実のところユダヤ人も、神のことばどおりにエルサレムで礼拝こそささげていましたが、神によろこばれる礼拝はできていませんでした。このつづきは次回みることにします。どうか一人でも多くの方が、キリストのことばに興味をもって、聖書を手にとることとなりますように。イエス・キリストのお名前をとおしてお祈りいたします)