(今回は、イエスを捕らえるように命じられた下役たちまでが、イエスを信じはじめている、ことについてふれたいと思います)
『さて、下役(したやく=イエスを捕らえるようにいわれた神殿の守衛)どもが祭司長たち(=神殿をしきっている者たち)やパリサイ人たち(=キリストを敵視しているユダヤ教の一派。また宗教指導者たち)のところに帰ってきたので、彼らはその下役どもに言った、「なぜ、あの人(=イエス)を連れてこなかったのか」。下役どもは答えた、「この人の語るように語った者は(=イエスのように神からのことばや聖書を語った者は)、これまでにありませんでした」。パリサイ人たちが彼らに答えた、「あなたがたまでが、だまされているのではないか。役人たち(=議員たち)やパリサイ人たちの中で(=要は彼らが言うところの、聖書を学んで知識がある者たちのなかで)、ひとりでも彼を信じた者があっただろうか。律法をわきまえないこの群衆は(=律法を学ばずに、知識がないままイエスを信じはじめているこの群衆は)、のろわれている(=悪霊につかれるなどしてのろわれている)」』
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(上記のように下役たちまでが、イエスのことばに神の権威がともなっているのをみとめはじめていました。しかし祭司長やパリサイ人たちは、こうした者たちをのろわれていると見なして、怒りをあらわにしています。どうか一人でも多くの方が、素直なこころをもって、キリストを信じますように。イエス・キリストのお名前をとおしてお祈りいたします)