あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

イエスはみずから十字架を背負って、されこうべ(ヘブル語ではゴルゴダ)という場所に出て行かれた(ヨハネ19:16~22)

(今回は、十字架にかけられるキリスト、についてふれたいと思います)

 

ヨハネによる福音書・19章の16~22節より

『彼らは(=キリストを訴えた祭司長らユダヤ人は)イエスを引き取った。イエスはみずから十字架を背負って、されこうべ(ヘブル語(=ユダヤ人の言語)ではゴルゴダ)という場所に(=されこうべとは、白骨になった頭蓋骨の意味で、こう名がついた処刑場に)出て行かれた。彼らはそこで、イエスを十字架につけた(=実際に処刑をおこなうのはローマ兵です(ヨハネ19:23))。イエスをまん中にして、ほかのふたりの者(=他の囚人)を両側に、イエスと一緒に十字架につけた。ピラトは(=ローマ総督は)罪状書きを書いて、十字架の上にかけさせた。それには「ユダヤ人の王、ナザレのイエス」と書いてあった。イエスが十字架につけられた場所は都(=エルサレム)に近かったので、多くのユダヤ人がこの罪状書きを読んだ。それはヘブル、ローマ、ギリシヤの国語で書いてあった(=ユダヤ人以外の異邦人にもつたわるように書いてあった)。ユダヤ人の祭司長たちがピラトに言った、「『ユダヤ人の王』と書かずに、『この人はユダヤ人の王と自称していた』と書いてほしい(=ユダヤ人としてのプライドにふれたためにこう願いでています)」。ピラトは答えた、「わたしが書いたことは、書いたままにしておけ(=ピラトは無実のキリストを処刑することで、ユダヤ人の願望に十分に応えていました。そのためここでは自分の主張を押しとおしています)」』

 

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(キリストは無実にもかかわらず、十字架にかけられることになりました。その罪状書きには「ユダヤ人の王」と書かれていましたが、これにはピラトの、せめてユダヤ人に屈辱をあたえて腹いせをしようとの思いがこめられていたものと思います。しかし彼は図らずも、キリストがまことのユダヤ人の王であるという神の真理を、世に対して証ししていたのです。またこのように神が彼をもちいられました。どうか一人でも多くの方が、世の支配者であり王であるキリストを信じますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)