(今回は、サマリヤの女がキリストのことを人々につたえる場面、についてふれたいと思います)
『そのとき、弟子たちが帰って来て、イエスがひとりの女と話しておられるのを見て不思議に思ったが(=当時のラビ(=ユダヤ教の指導者)が、公(おおやけ)の場で女と話すことはまれでした。ましてやこの女はサマリヤ人なのです)、しかし、「何を求めておられますか(=なにかさがしもとめているものでもおありでしょうか)」とも、「何を彼女と話しておられるのですか」とも、尋ねる者はひとりもなかった(=キリストへのわきまえのあらわれだと思います)。この女は水がめをそのままそこに置いて町に行き、人々に言った、「わたしのしたことを何もかも(=胸にしまっていた過去を)、言いあてた人がいます。さあ、見にきてごらんなさい。もしかしたら、この人がキリスト(=救い主)かも知れません(=キリストに対して目がひらきかけている表現になっています)」。人々は町を出て、ぞくぞくとイエスのところへ行った』
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(自分の過去を言いあてられ、目のひらきかけている女が、その人物(=キリスト)のことを人々につたえにいっています。このつづきは次回みることにします。どうか一人でも多くの方が、キリストについて興味をもち、聖書を手にすることとなりますように。イエス・キリストのお名前をとおしてお祈りいたします)