あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

むしろ、あなたがたの名が天にしるされていることを喜びなさい(ルカ10:17~20)

(今回は、信者の喜びの本質である、永遠の命があたえられていること、についてふれたいと思います)

 

ルカによる福音書・10章の17~20節より

『七十二人が喜んで帰ってきて言った、「主よ、あなたの(=キリストの)名によっていたしますと、悪霊までがわたしたちに服従し(=追いだすことができ)ます」。彼らに言われた、「わたしはサタン(悪魔)が電光のように(=一瞬の速さで)天から落ちるのを見た(=ここは未完了時制なので、これから見ることになるのがわかっている、という意味です。サタンは艱難期の中間までは天に出入りして、神に対して信者の罪の告発をくりかえしています。しかしやがて御使(みつか)いのミカエルとの戦いに負けて、地上に投げ落とされます(黙示録12:7~10)。こうしてサタンが天での居場所をうしなうことを語っているものと思います)。わたしはあなたがたに、へびやさそり(=サタンや悪霊をたとえているのだと思います)を踏みつけ、敵のあらゆる力に打ち勝つ権威(=神の権威)を授けた。だから、あなたがたに害をおよぼす者はまったく無いであろう(=サタンや悪霊の力も、神の権威の前ではなにものでもありません)。しかし、霊があなたがたに服従することを喜ぶな(=喜んではならない。それは信者が喜びとする、その本質のものにはなりえない)。むしろ、あなたがたの名が天にしるされていることを(=神が所有している命の書に名がしるされ、永遠の命があたえられていることを)喜びなさい」』

 

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(72人の使者は、悪霊を服従させたことに喜んで帰ってきました。これは彼らの力ではなく、神の権威によるところのものですが、キリストはその上で、あなたがたの働きの効果や結果に関心がむいてしまい、その成果を喜ぶようになってはならないと諭されました。信者としての本当の喜びは、その信仰により、神の恵みにより、天に名がしるされて、永遠の命があたえられていることなのです。どうか一人でも多くの方が、神の家族にくわえられますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)