あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

彼は悪霊のかしらベルゼブルによって、悪霊どもを追い出しているのだ(ルカ11:14~19)

(今回は、神の権威を、サタンから出たものとうけとる群衆、についてふれたいと思います)

 

ルカによる福音書・11章の14~19節より

『さて、イエスが悪霊を追い出しておられた。それは、おしの(=口をきけなくさせる)霊であった。悪霊が出て行くと、おしが物を言うようになったので、群衆は不思議に思った(=とてもおどろいた)。その中のある人々が、「彼は悪霊のかしらベルゼブル(=サタン)によって、悪霊どもを追い出しているのだ」と言い、またほかの人々は、イエスを試みようとして(=イエスをみとめていないゆえの挑発をして)、天からのしるし(=証拠)を求めた。しかしイエスは、彼らの思いを見抜いて(=彼らはもとからイエスをメシア(神からの救い主)とみとめる気はなく、いまもイエスに恥をかかせ、その立場を失墜(しっつい)させようとしているのを見抜いて)言われた、「おおよそ国が内部で分裂すれば自滅してしまい、また家が(=家族のあいだで)分れ争えば倒れてしまう。そこでサタンも(=サタンとその命令下にある悪霊たちも)内部で分裂すれば、その国は(=サタンの組織は)どうして立ち行けよう。あなたがたはわたしがベルゼブルによって悪霊を追い出していると言うが、もしわたしがベルゼブルによって(=神からの力(権威)ではなく、サタンの力によって)悪霊を追い出すとすれば、あなたがたの仲間はだれによって追い出すのであろうか(=こうして神の力で追いだしても、それをサタンの力と見なすあなたがたの基準では、あなたがたの仲間もサタンの力によって追いだしていることになる。いわばあなたがたは、神の力で追いだしている仲間もみとめていないのだ)。だから、彼らがあなたがたを(=神のみわざを目の当たりにしながら、それを拒んでいるあなたがたを)さばく者となるであろう』

 

――――――――――――――――――――

(悪霊は内部分裂をしてないので、サタンが悪霊を追いだすことはありません。こうした状況の中で群衆は、イエスが悪霊を追いだした場合は、サタンの力をもちいたと言い、自分たちの仲間が追いだした場合は、神の力をもちいたと都合よく判断しています。もしイエスがサタンの力で追いだしているなら、仲間もサタンの力で追いだしているとするべきですが、こうすると今度は仲間たちからの怒りをかうことになります。つづきは次回見ていきます。どうか一人でも多くの方が、神のみわざをうけとめますように。イエス・キリストのお名前によってお祈りいたします)