あなたの神、主を愛しなさい

一人でも多くの方に福音をとどける思いで、ブログを書かせていただいております。

これらのものを持って、ここから出て行け。わたしの父の家を商売の家とするな(ヨハネ2:12~17)

(今回は、宮きよめといわれている箇所、についてふれたいと思います)

 

ヨハネによる福音書・2章の12~17節より

『そののち、イエスは、その母、兄弟たち、弟子たちと一緒に、カペナウム(=ガリラヤ湖沿いの北の町)に下って、幾日かそこにとどまられた。さて、ユダヤ人の過越の祭(すぎこしのまつり=かつてエジプトの奴隷だったイスラエルの民(=ユダヤ人)を、神がエジプトに災いをもたらして脱出させたことにちなんだまつり)が近づいたので、イエスエルサレムに上られた。そして牛、羊、はとを売る者や両替する者などが宮の庭(=エルサレム神殿の敷地内)にすわり込んでいる(=商売している)のをごらんになって、なわでむちを造り、羊も牛もみな宮から追いだし、両替人の金を散らし、その台をひっくりかえし、はとを売る人々には「これらのものを持って、ここから出て行け。わたしの父の家を商売の家とするな」と言われた(=神を礼拝するための神殿は、商売ではなく祈りの場でなければなりません)。弟子たちは、「あなたの家を思う熱心が、わたしを食いつくすであろう」と書いてあることを思い出した(=これはダビデ(=かつてのイスラエルの王)がのこした詩篇69:9のことばです。ダビデは神を熱心に思っていたので、そのことでかえって敵をつくり、憎まれることも多く、こころのうちでは食いつくされたように苦痛をおぼえるときもありました。ここでのキリストも神への思いが強いがために、神殿の有りように身をさかれる思いをあじわったものと思います)』

 

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(かねてからのイスラエルの中心地であるエルサレムには、神を礼拝するためのエルサレム神殿がありました。ですがよりによってそこで、欲に目のくらんだ商売がおこなわれていたのです。どうか一人でも多くの方が、世に属する富(=お金など)ではなく、神のことをいちばんにおいて日々あゆんでいけますように。イエス・キリストのお名前をとおしてお祈りいたします)